30代会社員がFIREのために削った固定費と、削って後悔しかけたもの

クレジットカード

本記事はアフィリエイト広告を含みます。

FIREを目指す、と言っても、いきなり収入が倍になるわけじゃない。普通の30代会社員である自分がまず手をつけたのは、地味だけど確実な「固定費」だった。

理由はシンプルで、固定費は一度見直せば、その後は何もしなくても毎月効き続けるから。気合いも我慢もいらない。一回やれば、あとは勝手に効く。FIREの土台づくりとして、ここが一番コスパのいい場所だと思っている。

この記事は、自分が実際に見直した固定費と、その順番、そして「削って後悔しかけたもの」を正直に書いた実体験の記録です。

なぜ「変動費」ではなく「固定費」から削ったのか

最初に食費や娯楽費を削ろうとして、すぐにやめた。変動費はガマンの連続で、続かないからだ。今日は安く済ませた、明日はちょっと贅沢した、を毎日判断し続けるのは消耗する。

固定費はその逆で、見直し作業は一度きり。一回ちゃんと向き合えば、翌月からは自動的に下がった状態が続く。「努力の再現性」で言えば、固定費の圧勝だった。

だから順番として、まず固定費。投資やNISAの話はその後、というのが自分の中の鉄則になった。

実際に見直した順番(全体像)

手をつけた順に並べると、こうなる。

項目やったこと体感の効果
通信費大手キャリアから格安SIMへ乗り換え◎ 一番効いた
サブスク使っていないものを棚卸しして解約○ 塵も積もれば、で効く
保険内容を見直し(人による)○ ただし慎重に
支払いクレジットカードを整理○ 削らずに「実質」下げる

金額そのものはここでは伏せるが、効いた順で言えば、断トツで通信費だった。

一番効いたのは「格安SIM」。ただし正直な注意がある

大手キャリアから格安SIMに変えたとき、月の通信費が一段はっきり軽くなった。固定費見直しの中で、手間に対するリターンが一番大きかったのがこれ。回線を変えるだけで、生活の中身は何も変わらないのに毎月効く。まさに固定費見直しの理想形だった。

ただ、正直に言っておきたいことがある。格安SIMは、時間帯や場所によって電波・速度が弱くなることがある。

具体的には、お昼の混雑時間帯や人が密集する場所で、読み込みが重く感じる場面があった。普段使いでは自分は許容範囲だったけれど、「常に安定した回線が仕事に必要」という人は、ここは事前に確認しておいた方がいい。安さには、こういうトレードオフがある。

このデメリットを承知の上で選ぶなら、コスパは非常に高い。「全部の人に勧められる」わけではない、というのが正直な実感だ。

本丸は「気づいていない継続課金」だった

次に効いたのがサブスクの解約。棚卸ししてみたら、ほとんど使っていないのに毎月引き落とされ続けているものがいくつか見つかった。

ひとつひとつは小さい金額でも、固定費なので毎月・毎年効いてくる。しかも「使っていない」ので、解約しても生活の質は一切下がらない。痛みゼロで効く、最も気持ちのいい削減だった。

サブスクは「契約するときは慎重なのに、解約は後回しにしがち」という構造的な罠がある。続けるか・やめるかをどう判断するか、サービスごとの見直し方は別サイトで詳しく整理しているので、サブスクの棚卸しをこれからやる人はそちらも参考にしてほしい(→ SUBSC PICKS「続けられる月額サービスの選び方」)。

保険の見直し(ここは慎重に)

保険も内容を見直した。ただし、ここは正直あまり断定的なことは書けない。

保険は、家族構成・年齢・健康状態・すでに入っている保障で最適解がまったく変わる。自分にとって不要だった保障が、別の人にとっては必須ということは普通にある。だから「この保険はいらない」と一般化するつもりはない。

自分がやったのは、「今の自分の状況に対して、過剰になっている保障がないか」を一度棚卸ししただけ。判断に迷う部分は、公式情報や専門家に確認するのが安全だと思う。

削らずに「実質」下げたクレカ集約

最後に、削減とは少し違う角度の話。支払いをクレジットカード数枚に集約するという手だ。

光熱費・通信費・サブスク・日々の買い物を1枚に寄せると、ポイント還元の取りこぼしがなくなる。支出そのものは変わらないのに、還元のぶんだけ「実質的なコスト」が下がる。固定費を「削る」のではなく「実質下げる」アプローチで、削減と併用できるのが強い。

どのカードにどう集約するかは、還元率の設計しだいで効きが大きく変わる。自分が実際にどう組んだかは別記事で詳しく書いているので、集約のやり方を知りたい人はそちらへ(→ AIサブスク×クレカ最適化/三井住友NL vs JCB W 使い分け)。

やってみて、どうだったか

固定費の見直しは、派手さはない。でも一度やれば毎月効き続ける「守り」の土台になる。FIREを目指すなら、攻め(投資・副業)の前に、まずこの守りを固める順番がしっくりきた。

ただし、どれだけ下がるかは人それぞれで、断定はできない。格安SIMのように、安さと引き換えに割り切る部分も出てくる。「自分の生活で許容できるトレードオフかどうか」を、一つずつ確かめながら進めるのがいいと思う。

固定費の守りが固まったら、次は浮いたぶんをどう活かすか。そこで初めて、NISAなどの資産形成の話につながっていく。


本記事は運営者個人の実体験に基づく記録であり、特定の金融商品・サービスの契約を勧めるものではありません。固定費の最適解は個々の状況により異なります。
当サイトは投資助言・代理業の登録事業者ではなく、運営者はFP等の資格を有していません。保険・資産形成等の判断は、公式情報や専門家への確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。

最終更新日:2026年6月6日

次に読む

タイトルとURLをコピーしました