クレカは1枚にまとめた方がポイントが貯まりやすい——そう思っていた時期がある。
でも実際に使い分けを始めてみると、逆だった。シーンごとに最適なカードを使い分けた方が、圧倒的にポイントが貯まる。
今の自分のメイン構成は「三井住友ゴールドNL」と「JCB W」の2枚。この組み合わせに落ち着いた理由と、実際の使い分け方、そして得られる還元額をそのまま公開する。
なぜこの2枚になったのか
三井住友ゴールドNL
コンビニ・対象飲食店でのスマホタッチ決済が最大7%還元というのが最大の理由だ。
100万円修行(年間100万円利用)を3ヶ月で達成して永年無料になった。以来、年会費ゼロで7%還元のカードとして手放せなくなっている。
JCB W
AIサブスクの支払いをゴールドNLに集中させていた時期があったが、よく考えると0.5%しかつかない。JCB WはAmazon利用で2%、基本還元率1%と高く、QUICPay経由でスーパーでも使いやすい。
「AIサブスク・ネット課金・Amazon」という自分の支出の大きな塊をJCB Wに移したことで、トータルの還元率が跳ね上がった。
シーン別の使い分け
| 利用シーン | 使うカード | 還元率 |
|---|---|---|
| コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)スマホタッチ | **ゴールドNL** | 最大7% |
| 対象飲食店(マック・スタバ・吉野家等)スマホタッチ | **ゴールドNL** | 最大7% |
| モバイルオーダー(マック・モス・スタバ等) | **ゴールドNL** | 最大7% |
| スーパー(QUICPay対応店) | **JCB W** | 1% |
| Amazon | **JCB W** | 2% |
| ChatGPT・Claude等AIサブスク | **JCB W** | 1% |
| 光熱費・通信費(修行終了後) | **JCB W** | 1% |
| その他ネットショッピング | **JCB W** | 1% |
| 上記以外(JCB非対応店等) | **ゴールドNL** | 0.5% |
基本の判断軸はシンプルだ。
- コンビニ・対象飲食店 → ゴールドNL(タッチ決済を忘れずに)
- それ以外のほぼ全て → JCB W
実際の還元額イメージ(月次)
自分の支出パターンを当てはめると、こんな感じになる。
| カテゴリ | 月額 | カード | 還元率 | 還元額 |
|---|---|---|---|---|
| コンビニ・対象飲食店 | 30,000円 | ゴールドNL | 7% | **2,100円** |
| Amazon | 10,000円 | JCB W | 2% | **200円** |
| AIサブスク(ChatGPT・Claude等) | 8,000円 | JCB W | 1% | **80円** |
| 光熱費・通信費 | 20,000円 | JCB W | 1% | **200円** |
| その他 | 15,000円 | JCB W | 1% | **150円** |
| **合計** | **83,000円** | — | — | **2,730円/月** |
年換算すると約32,000円分のポイントになる。
仮に全部ゴールドNL1枚(コンビニ以外0.5%)で払っていたとすると——
- コンビニ:2,100円
- それ以外:265円
- 合計:2,365円/月 → 年28,380円
2枚使い分けるだけで年間3,600円以上の差が出る。
運用で気をつけていること
タッチ決済を忘れない
ゴールドNLの7%はVisa・Masterのタッチ決済限定だ。iDは対象外。スマホのウォレットに登録して「コンビニはスマホ」を習慣にしている。
一度iDで払ってしまうと0.5%になるので、慣れるまでは意識が必要だった。
QUICPayとiDの違いを把握する
JCB WはQUICPay対応。ゴールドNLはiD・Visaタッチ対応。
スーパーのレジで「iDかQUICPayか」と聞かれたとき、使いたいカードに合わせて答えを変える必要がある。最初は混乱したが、今は完全に体で覚えた。
ポイントの出口はVポイントアプリで一元管理
ゴールドNLのVポイントはVポイントアプリへのチャージでキャッシュバック的に使える。JCB WのOki DokiポイントはAmazonギフト券やdポイントに交換できる。
ポイントの種類が違うので「どこで使うか」を最初に決めておくとスムーズだ。
この2枚で足りないシーンはあるか
正直、ほぼない。
強いて言えば楽天市場での買い物だ。楽天カードを持っていれば楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)の恩恵を受けられるが、今の構成では楽天市場もJCB Wで1%止まりになる。
楽天経済圏に深くいる人は、楽天カードを3枚目に加えることを検討する価値があるかもしれない。自分は楽天市場の利用頻度がそれほど高くないので、現状2枚で十分という結論だ。
まとめ:2枚持ちは「面倒」じゃなくて「仕組み」
クレカを2枚持つと管理が面倒になると思っていた。実際に使い分けてみると、「コンビニはスマホでタッチ、それ以外はJCB W」というルールを一度決めてしまえば、あとは自動的に最適化される。
判断する必要はない。ルールに従うだけでポイントが最大化される。
年間3万円以上のポイントを得るために必要なのは、財布に2枚入れておくことだけだ。


